健康な歯のために(1)

歯医者さんには何年もご無沙汰している皆様へabout Dental check

イメージ写真(歯磨きする男性)今のあなたの歯は本当に大丈夫ですか?

「歯医者には何年も行っていない」という方は少なくないようです。「歯は痛くないし、歯茎から血も出てないし」…でも、胃や腸と同じ様に、歯も悪くなってからでは遅すぎます。ご自身の歯が今、どんな状態か知っておくことは大切。歯も定期健診されるようおすすめいたします。

 

ご自身の歯の状態を知っておきましょう

虫歯は自覚症状がない初期段階で見つかれば、治療の費用も期間も軽くて済みます。痛くなるまで齲蝕(うしょく)が進んでは、最悪の場合、抜歯する必要が生じるかもしれません。

 

写真:親知らずが斜め下向きに生えて埋没している例また、成人しても第3大臼歯(親知らず)が生えない人は珍しくありませんが、実は多くの場合、生えても歯茎に埋まったままになっているのです(レントゲン写真で確認できます)。

 

このような親知らずは、万が一炎症を起こすと、単純な抜歯では対応できません(顎骨の一部を削る手術が必要になります)。脅かすわけではありませんが、そうした「リスク」を持っていると知った上で、日頃から口内衛生に努めることは無駄ではないでしょう。

 

定期的な歯科検診をおすすめします

当院は以上の理由から、歯医者には何年もご無沙汰している皆様にこそ、検診を強くおすすめしております。少なくとも年1回、できれば半年ごとには受診していただきたいと考えます。当院では、治療や検診を受けられた方には、6カ月後、12カ月後にハガキなどでご連絡し、検診をおすすめしております。

検診に関して不安なこと、確認したいことがありましたら、遠慮なくお問い合わせください。

 

シニアの皆様へ