自分の歯を長く残すには?

2015-08-10

週刊誌をめくっていたら、歯科医療に関する記事が載っていました。「医療法人社団貴和会 歯周病インプラントセンター」の「新大阪診療所」の院長、佐々木猛先生に取材した記事です。読んでみると、私が日ごろ考えていることと共通するところが多く、思わずページを切り抜いてファイルしてしまいました。

 

画像:週刊現代切り抜き

佐々木先生は1969年生まれとのことなので、私より9つ年下ということになります。歯科医の研修団体「JIADS」の理事も務め、講師として全国の歯科医を指導されているとのこと。実績はアメリカでも評価され、一昨年にはアメリカで開かれた学会で「世界の著名歯科医師90名」に選ばれたそうです。

 

先生は「自分の歯で食べることが一番の喜び」との考えから「天然歯を極力残すこと」をモットーとし、症例が重くても様々な治療を組み合わせ、抜歯を回避しているとのこと。そして、治療後の経過は歯科医の技量に左右されるので、信頼できる歯医者の「見極めが重要」と説かれていました。まさしく私と同じ考えで、何だか「同志」を見つけたように思え、うれしくなってしまいました。

 

記事には、佐々木先生による「死ぬまで歯を残す生活習慣」も紹介されていました。「その通り!」と賛同することばかりなので、ご紹介しましょう。ただ、全部実践するのは「難しい」という方が多いかもしれません。そんな方も、せめて(1)(3)(5)だけでも実践していただければ、かなり違ってくると私は思います。ぜひ実行してみることを、おすすめいたします。

 

(1) 歯ブラシは、小回りがきく小さめを選ぶ
(2) 練り歯磨きは、小豆大か、無しで磨く
(3) 練り歯磨きを使う際は、研磨剤無しのフッ素入り
(4) 就寝前の歯磨きはたっぷり10分
(5) 食事をしたら3分以内にうがいをする
(6) 間食はしない

 

※出典:「週刊現代」2015年5月2日号『〈日本が誇るトップドクターが明かす〉歯科医・佐々木猛/最後まで「自分の歯」で暮らすために』